一昔前までは、ビジネスパーソンの必須教養といえばMBA(経営学修士)でした。ここ数年、それ以上に注目を集めているのがリベラルアーツです。リベラルアーツとは、直訳すれば「人間を自由にする“技”」のこと。科目としては宗教や歴史、哲学、文学や音楽などがあります。重要なのはリベラルアーツが「知識」ではなく「技」だということです。言い換えれば、物事の本質を批判的に考える力と、それを表現する力のことです。米ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学などの学部ではリベラルーツ教育が中心となっており、日本企業がグローバル人材育成のためにリベラルアーツ教育を重視しているのには、そうした背景があります。
「週刊ダイヤモンド」では5月に、「AI時代を生き抜くプログラミング&リベラルアーツ」という特集を組みました。この特集の中で読者からの反響が特に大きかったのが、社会学者の橋爪大三郎先生による「四大文明の思考法を知れば世界が分かる」という解説です。世界には大きく四つの文明が存在しており、その土台には宗教があります。従って宗教を学べば、世界の異なる文明に属するパートナーが、どのように考え行動するのかが予測しやすくなるのです。本セミナーでは橋爪先生に、「宗教で読み解く世界」という観点から、世界が注目する米中対立の構図と今後の行方、その中での日本の立ち位置についてお話いただきます。
実施概要
開催日 | 2018年10月25日(木) |
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時間 | 19:00〜20:50予定(開場・受付18:30) |
会場 | 御茶ノ水ソラシティ カンファレンスセンター RoomB (東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ) |
交通・アクセス | JR中央・総武線 御茶ノ水駅 聖橋口から徒歩1分 東京メトロ 千代田線 新御茶ノ水駅 B2出口[直結] |
定員 | 100名限定 ※定員に達し次第、受付を終了させていただきます |
参加費 |
8,000円(税込) |
セミナー 特典 |
「週刊ダイヤモンド」3カ月分をお送りいたします。 ※8,520円相当(市価710円×12冊分)の特典となります |
お支払方法 | クレジットカードのみ |
注意事項 |
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主催 | 週刊ダイヤモンド編集部 |
プログラム内容
※講演テーマ等詳細につきましては変更となる場合がありますので、予めご了承ください。
講師プロフィール
橋爪 大三郎
はしづめ・だいさぶろう
社会学者
1948年、神奈川県生まれ。社会学者。
1995~2013年、東京工業大学教授。
主な著書に、『はじめての構造主義』『世界がわかる宗教社会学入門』『世界は宗教で動いてる』『国家緊急権』『フリーメイソン-秘密結社の社会学』など。近著に『日本人のための軍事学』がある。